ニュースリリース
クルマ・技術
新型「マツダ デミオ」を発売
-「走りの楽しさ」の進化とクラストップの30.0km/L(10・15モード燃費)の低燃費を実現-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、マツダの代表的なコンパクトカー『マツダ デミオ』をマイナーチェンジし、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系およびマツダオートザム系販売店を通じて、本日から販売を開始します。車両本体価格は消費税込みで1,149,000円~1,621,750円です。月間販売台数は6,000台を計画しています。
今回のマイナーチェンジでは、マツダらしく「走りの楽しさ」を進化させ、さらに内外装のデザインの変更による質感の向上や安全装備の充実を実現するとともに、30.0km/L(10・15モード燃費)、25.0km/L(JC08モード燃費)のクラス*1トップの低燃費を実現する新グレード「13-SKYACTIV」を追加しました。
新型『デミオ』では、ボディの局部剛性の強化やサスペンションのチューニングなどにより、すぐれたハンドリングや高速走行時の安定性、快適な乗り心地を実現しています。また、マツダ共通デザインの新しいファミリーフェイスの採用やシート生地の変更など内外装のデザインを見直し、質感を高めています。安全装備では、新たに後席中央席ELR*23点式シートベルトとヘッドレストを設定しています。
新グレード「13-SKYACTIV」では、新開発の直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3(スカイアクティブ ジー 1.3)」や『デミオ』初採用となるマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載し、クラス*1トップの低燃費を実現しています。また、エンジン音質の改善や遮音ガラスによる走行中の風騒音の低減に加え、ボディ上下の気流を整えることで、中高速域での伸び感のある「上質な走り」を実現しています。
さらに、新機能「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を採用し、エコ&ファン・トゥ・ドライブをサポートします。
「13-SKYACTIV」は、「i-stop」「i-DM」「DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム:横滑り防止機構)&TCS(トラクションコントロールシステム)」および専用の14インチアルミホイールなどを標準装備し、メーカー希望小売価格1,400,000円(税込)からとお求めやすい価格にしています。
なお、「13-SKYACTIV」は新型『デミオ』の中心グレードとして、販売構成比60%を計画しています。
■新型『マツダ デミオ』の商品概要 1. 30.0km/L(10・15モード燃費)、25.0km/L(JC08モード燃費)を可能にした、全域低燃費なエンジン性能の革新 新開発の直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」は、世界一*3の高圧縮比14.0により実現した効率の良さが特長です。このエンジンを搭載した「13-SKYACTIV」は、30.0km/L(10・15モード燃費)、25.0km/L(JC08モード燃費)の低燃費を実現しています。
2. 上質で快適な走りを楽しめるドライビングフィールの実現 ドライバーの意のままに操れる操縦性能、高速走行時の安定性、快適な乗り心地を併せ持つクルマを目指し、ドライビングフィールの質感を高めています。また、「13-SKYACTIV」では、「リニアで気持ち良い走り」を目指し、ドライバーの「走る・曲がる・止まる」のどの操作に対しても、車の動きがなめらかで連続してリニアに感じられる「統一感」のあるドライビングフィールを実現しました。
3. 世界初、ドライバーの運転操作と燃費の良い運転をサポートする「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を搭載 ドライバーが運転を楽しみながら、乗員に快適で燃費の良い運転をサポートする、新開発の「i-DM」を「13-SKYACTIV」に採用しています。「i-DM」は、ドライバーのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作や車速の変化を検知し、メーター内のディスプレイに、ランプの色とゲージの点灯でリアルタイムに運転操作に対する判定を表示します。運転終了後には、運転操作に対するスコアとアドバイス、そして、ドライブごとのスコアを元に運転スキルのレベルを示す3段階の「ステージ」を表示します。「ステージ」が、1st→2nd→3rdと上がることで、ドライバーは運転スキルの上達を実感することができます。
4. スポーティさとともに質感を高めたデザイン マツダの共通デザインである5ポイントグリルの新しいファミリーフェイスを採用し、フロントデザインのスポーティさを強調しています。また、内装では、シートなどのデザインを変更し、質感を向上させています。さらに「13-SKYACTIV」では、ブルーメタリック塗装を施したエンジンカバー、ブルーリング付ヘッドランプや専用リアバッジなど、「透明感」「ピュア」といった「SKYACTIV TECHNOLOGY」の世界観を表現した専用デザインを採用しています。
5. 優れた安全性能 『デミオ』では、高度なアクティブセーフティと高剛性・安全ボディ「MAGMA(マツダの全方向衝撃吸収構造ボディ)」など、高い衝突安全性能を追求したパッシブセーフティに加え、安全装備をさらに充実させています。
6. LCA(ライフサイクルアセスメント)への取り組み マツダは、LCAの実施手法や評価に必要なデータベースの構築・検討を行っています。新しい『デミオ』は、マイナーチェンジ前のモデルに比べて、CO2排出量11%、窒素酸化物(NOx)排出量6%、非メタン炭化水素(NMHC)排出量5%、硫黄酸化物(SOx)排出量7%低減しています。
■『デミオ』のメーカー希望小売価格(税込)は以下のとおり (*写真のモデル)
「マツダ技報」の2011年版(PDF)を6月30日より公式ホームページに掲載しました。
「マツダ デミオ」オフィシャルサイト |